
クロスカブがうちに来て、そろそろ1か月。
普段使いにも慣れてきたが、乗っていて気になる点がひとつあった。
それが エンジンのうなり音。
クロスカブはローギアードな設定で、
街乗りや林道など、低速域を多用する場面を想定したギア比になっている。
その分、高速域はあまり得意ではない。
私の通勤ルートには、
信号がほとんどないバイパス状の区間が延々と続く場所がある。
そこを一定のペースで走り続けると、
(そんなにスピードを出すわけではないが)
時速60km付近から「ゴー」「グワー」「ギャー」みたいな不快な音 が出始める。
毎日それを聞き続けるのは、正直かなりストレス。
そこで、快適性向上を狙ってフロントスプロケット交換 を行うことにした。
クロスカブ純正スプロケットとギア比の考え方
JA60クロスカブの純正フロントスプロケットは 14T。
一般的に、
- ハイギアード(高速寄り)にする
→ フロントの丁数を増やす/リアを小さくする - フロント1丁 ≒ リア3丁分 の変化量
と言われている。
そのため、フロントを触ると変化は大きい。
無難なのはリアで調整する方法だが、
JA60クロスカブはフロント交換でも問題なさそう という情報が多い。
というわけで、今回はフロントを1丁増やしてみる。

スプロケットカバー取り外し
まずはスプロケットカバーを外す。
私のクロスカブには 強化サイドスタンド が付いているため、
先にそちらを取り外した。
ノーマルでは「ピボットカバー」というパーツが付いているようだが、
外さなくてもスプロケットカバーを外せるという情報もある。
このあたりは 現車確認推奨。
スプロケカバーは 8mmボルト。
ただし奥まった位置にあるため、
ロングソケット+エクステンションがないと厳しい。
※上を見たらキリがないが、
ビギナーならこのあたりがコンパクトで使いやすそう。
本気でサンメカするなら、もっと良い工具をおすすめする。

フロントスプロケット取り外し
スプロケット固定ボルトは 10mm。
いきなり緩めてもいいが、
スプロケット交換後は チェーン調整が必須 になるため、
- 先にアクスルシャフトを緩める
- チェーンを少し弛ませておく
この手順がおすすめ。
リアタイヤが浮いた状態だとボルトが供回りするので、
ギアを入れ、リアタイヤを接地させた状態 で作業すると楽。
後ろに荷物を置くのもアリ。
新旧スプロケット比較(14Tと15T)
新旧を並べて歯数を数えると、
上が 14T(純正)、下が 15T(キタコ)。
クロスカブは 428サイズチェーン を採用。
以前乗っていたWAVE125は420サイズだったので、
「本当に428が必要なのか?」と少し疑問にはなる。

重ねてみると、
歯数が増えただけでなく 直径もかなり違う のがよく分かる。でなく直径もかなり変わっているのがわかる。

フロントスプロケット取り付け時の注意点
スプロケットをシャフトの溝に合わせて差し込む。
次に、画像に写っている 銀色のプレート を同様に差し込む。
この時点では、
どうやってもボルト穴が合わない。
ポイントは、
プレートを差し込んだ状態でシャフトのスリット部分を少し回転させること。
すると、
- スプロケットのボルト穴
- プレートのボルト穴
が一致し、
同時にプレートのスプラインとシャフトが噛み合って抜けなくなる。
チェーン調整と最終確認
- チェーンの弛み調整
- 左右の引き代(アライメント)確認
- 各部ボルトの締め忘れチェック
ここまでやって作業完了。
フロントスプロケット15Tに交換した感想
しばらく走ってみた結果、
とってもいい。
不快なエンジン音が出始める速度域が、
(体感だが)60km付近 → 70km付近 に移動した感じ。
まだうるさい気はするが、
通勤で感じるストレスは確実に減った。
1速も少し使いやすくなったが、
シフトアップのタイミングはまだ早め。
16Tという選択肢もアリかも と思わせる変化。
登り坂では若干トルクが落ちた気もするが、
WAVE125の時ほどのパワーダウンは感じない。
ただ、16Tにすると登坂性能は少し怖い。






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